アセムについて結構色々考えてた

そのまぁ思い切りネタバレな上に、思い切り間違っている可能性もあるので折りたたみます見たい人だけ見てね的な…まとまりが無い上に長い!!!!ひどい!!!!

そんな訳で、表題の通り、割と最近はアセムの事をよく考えていました。13年も家族と離れていてどうだったんだろうなぁ…みたいな。家族と一緒に過ごしたかったけど、重症を負ってしばらく海賊と生活を共にしていたので、戻りようにも戻れなかったんだと思うんですよ…
AGEは連邦がよく判らない感じ(…)なので憶測ですが、罰則が厳しいイメージがあるので、傷が癒えて戻ったとしても、処罰を受ける羽目になりそうだし、そうするとアセムの信念である「皆を守る」事が出来なくなってしまう。アセムは家族と共に暮らす事を諦め、家族を想いながら皆の平和の為に海賊になる事に。

「思い切りキオの住んでいる所襲撃されているじゃねーか」
…とか、全部見終わった後にまた3部1話目見るとツッコんだりする訳ですが、ま、まぁAGEはそういう感じなので気にしないで。アセムも頑張ってたんだよたぶん。

そういやここのゼハートはいつになく冷徹ですが、きっとアセムは死んでると思ってたんだろうなぁ。いやもしかしたらアセム生きてると思ってて「出てこいアセム!出てこないと街を焼き払うぞ!」とかだったかも知れませんけど。
なおギラーガは相当お気に入りのMSだったみたいで(というかゼハートがかなりのMSバカなんですけど)、ここでの戦闘はかなりノリノリなので大好きです。まぁ…残虐な状態なのであんまり喜んで見ていいものではない気もするんですが。
ま、まぁAGEはどこもかしこも大体において完全にはスッキリしないので…そのせつがらさが現実味あって大好きだったりするんですけど…

ゼハートも大好きなので話が盛大にそれました!

まぁそれはそうとして、ビシディアン出てくる回、おいアセムノリノリじゃないかお前それでいいのか状態ですが、私としてはいやそりゃガンダム乗ってるって最初知った時は多少なりともショックだったと思うんですけど、「キオが選んだ道なら応援しよう」と思ったんだろうと……で、ま、ノリノリですね…大体の基本攻撃パターン大公開状態ですし、親友の技も華麗に決めてるし…何はともあれダークハウンドはめちゃくちゃカッコイイし強いしアセムだし登場がもう何ていうか反則レベル過ぎて皆ガンプラ買う訳ですよね。買うよね。買ったよね。また再版して下さい。MGも。

キオと会ったのもつかの間、キオがヴェイガンに捕まってしまいました。キオ救出という思い切り個人的な事でアセムは動きますが、そこ特に非難しない海賊の皆さん。キャプテン大変慕われております。いや何か他にも目的あったのかも…海賊なので結構汚い事だったのかも知れませんが、そこはAGEなので表には出てこなかったです(よね確か)。
ビシディアンは義賊っぽい感じに見えますけど、しれっとフリットさんが(ダークハウンドに対して)連邦の船を何度も襲ってきた…と言っているので、恐らくアセムは連邦もヴェイガンも共に結構な数を撃破してき……アセムは優しいと言われている割に、誰よりも全てをぶった切る男なので…ホラ、ダブルバレットを見れば判るだろう…?

キオ救出の時のアセムったらまたしてもノリノリです。肝心の救出方法がグーでパンチだったのにはびっくりでしたが…キオに当たったらどうするんだ…まぁ、結構、彼、加減出来ない人なので…ダブルバレット見れば(以下略)。

かなり飛ばしますが、キオ救出後、酒盛りをしている皆の横で画面とにらめっこしているアセム。首領なのでアセムはまぁあんまりお酒飲まなさそうですね、あとはキオとの念願の再会で緊張していたのかも知れません。
何はともあれキオとの再会シーンは本当大好きです。グルグル回るの最高。でもキオに「何で帰って来てくれなかったの」と言われて、目を合わせられなくなるアセム。ここが良いですね、スーパーパイロットなアセムだけど、完璧な人間じゃないなと判るシーン。皆を守る為に戦っていたアセムですが、家族と向き合う事からは本意ではないにせよ逃げていたので、キオの言葉はかなり辛いものがあっただろうなぁ。しかしキオはXラウンダーだからアセムの本心が判るのかも知れません、特に確執も無く仲良し親子に…。まぁこんなイケメンで身長高くてしかも強くてカッコイイお父さんだったら喜んじゃうよね!いやいやそこじゃないよ!

キオの言葉にアセムも心動いたんでしょう、その後は父親のフリットと直接会話したり(にしても40話のあの最初の座り方…ポーズ…は何なんだろうなぁ、まぁすぐ姿勢正し?てしまうので、本来の気品の良さがサッパリ隠せておりませんが…)、ゼハートとも向き合ったりします。

でも…やっぱりアセムはゼハートとは戦いたくなかったのかな、と思ったりします。アセムが双方の均衡を…という所が、地球で生まれた人も火星で生まれた人もどちらも大切にしたい…という優しさ、甘さなのかなぁと。アセムはゼハートの心を尊重していたんだと思います。
27話でアセムはゼハートの本心を聞いているので、その本心とズレのあるプロジェクトエデンの話をしたりします。まぁ結局ゼハートはイゼルカントの意思を継いでしまう訳ですが、「それはお前の本心じゃないだろう!?」とずっとアセムはゼハートに言い続けていく所が、アセムの優しさであり厳しさなんだとよく思っております。
私がアセム大好きなのもそういう所で、アセムは相手の意思を非常に尊重して、その想いをずっと応援するんですよ…で、ま、相手がくじけそうな時に厳しくも優しく激励するという…まぁそれでも父親には反抗しておりますが、敵対するゼハートに対してもそんな感じで…あーそうか、アセムの皆を守るというのは、外的なものだけでなくて、その心も守りたいっていう事なんだろうな…

けれども。
人間だからこそ掴めないものだってある訳で…。
ずっとゼハートに伸ばし続けていたその手は、最後までゼハートに触れる事がなかったんだよなぁ…本当48話のアセムの悲痛の表情と叫びが辛い…

せめてもの救いは、最終話のアセムが涙にくれる事なく、ゼハートの心も全て背負って前に進むと言う所ですね…その光る瞳にゼハートの魂が宿っている…手は届かなかったけど、心は届いたんだろう…ああでもやっぱり辛いな…
でもウルフの時もそうですが、辛く悲しい時もまっすぐ前を向いて、前に進むアセムが美しく、カッコよく、好きなのです…。

しかし…ゼハートの心を全て背負う…って、普通の人では重圧に潰されて出来る事ではないと思うので、その辺りもアセムは本当とんでもない男、本当にスーパーパイロットだなぁと思います。全然理解できなかったりしますが、だからこそアセムが好きなんだと思います…。どっちかと言えば共感するのはゼハートの方かも知れない。いずれにせよ私はこの二人が大好きです…。

そうそう、ゼハートは月でアセムは海というイメージです。美しく光るけど、自ら光る事の出来ない月と、厳しくも穏やかに、全てを包み込む海といった感じ。

あー、それにしても、私はとんでもない作品と2人にハマってしまったな…まとまらないまま無理やりに終わる。